第二回慶大プレ返却

 真面目に受験のお話。4時間弱の睡眠をとったあとに幸夫の最後の話をきいたら少し欝っぽさがなくなった。悪くないニュースもあったしな。というわけで返却された第二回慶応義塾大学プレ・文学部の記録と思ったこと思わなかったことを忘れないうちにメモる。簡単に。
・英語
 150点中57点という絶句モノ。ナニコレ詰んでる。実はこれ採点ミスがあって、15点和訳を完答したのに試験管の書いた点数がわかりづらいせいで、それを見てデータ入力した人が5点だと認識してしまったらしく、本来より10点低い47点と表記されていて、それを見たときは代ゼミの事務室で思わず叫びかけた。まあ57点でも十分悪いんだけどさ。とはいえ57点だと47点とは違い、一応偏差値が50を超えて52,2にはなる。50切ってるのとそうでないのとではまた違うからな。メンタルへの重荷が。何が悪かったのかはよくわかっている。途中で完全な誤読をしてしまい、それから違和感を抱きつつも最後まで読み進んでしまったせいで、途中から和訳と全体要約がイカれたことになっていたせい。さらに空所補充系の問題も全滅という。ほんと馬鹿だなぁと思います。ちぇっ
・地歴
 100点中63点で偏差値は52.2(英語と同じだ)と、特筆すべきこともない感じ。大問1のアフリカ史はテーマ史を取る前&復習も完了していないときだったので平均点で落ち着いたのは理解できる。大問2の政治思想史は得意…というより簡単な分野なだけあって1問しか落としていないけれど、他の人も同様だったようで平均点が高いから差はつけられなかった。大問3は女性史とか中々やらかしてくれたけど、そんな鬼のような問題でもなかったので平均くらい。大問4の近代中国史はボロボロだった。要復習。これからは相変わらず復習とテーマ史と戦後史に時間をかけて入試ぎりぎりには終わらせたい感じ  まあ多分テーマ史で乙るだろうなぁという予感には目を向けない
・小論文
 100点中81点で偏差値は73,3、ランクインした。全国3位。内容が言語論の域にあって得意分野だったおかげか。減点を食らわないであろう卒のない内容で書けたなと思って提出したんだが、思いのほか好評だったらしい。ちなみに漢字と言い回しのケアレスミスで5点引かれているので、それを追加してみると86点で全国1位だったんだが、まあ、多分全国1位のその人もケアレスミス食らっているだろうし、あらぬことは考えないほうが精神には優しいか。しかしこうなると困るね。慶応の文学部が本番でも同じく言語論を出してくるわけがないという。あそこの小論文はかなり楽しいけど一捻りも二捻りもしてくるから、こういうオーソドックスな論文は出さないんだよな。またどうせ鈴木さんとのディスカッションとかミハエル・エンデのモモとか出してきて受験生を困らせてくるに違いない(※意味がわからない人は赤本で慶応文学部のものを少し見てみるといい暇つぶしになるよ!)。要約の方も下手したら落とすかと思ったら20点中15点だった。あとの5点分の加算はどこに書いてあったんだろうと気になるがだるいので確認しない駄目受験生。ああー、どうか今年は文学部らしく文学についての論文で来てくれますように。そしたら80点は狙える。そして英語もだいぶ楽になる。
・総合
 350点中201点で偏差値は59,7。相手が全員慶応志望である模試だということを考えたなら、通常の模試より偏差値マイナス5分の難しさと考えて、そうしたら通常模試と同じくらいの偏差値で落ち着くことになる(実際どれくらい差異が生まれるのかは気になる)。英語があと30点あればまぁ合格できるかなといった位置、といっても本番でこれほど小論文で点数が取れるとは限らない&地歴の全記入式に対してはさらなる点数の落ち込みが期待できる中、英語は死んでも最低110点ほど取ることが要求されるという。つまりは約2倍は点数を上げろと。うーん。客観的に見て不可能かな。とはいえ記述英語の個別対策授業が明後日から、そしてそれ以降の過去問実施で全く点が上がらないこともないだろうし、可能性はある。一応ある。そんな感じでした。
 P.S.やっぱ最後の模試だから小論文で全国1位は取りたかったなーと今になって思う。本番では入念に漢字のチェックをしよう。どうせ見つけられないんだろうが。自分が一度これで正しいと思って書いた漢字って、よく見れば気付くものなのに直せずに終わってしまう、ということは多々あるのだ。何より怖いは思い込みってこと。一応この答案だって確認くらいはしたはずだしな。ちぇっ