胃を壊した、と前の記事で書いた覚えがありますが、とうとうゲージがマックスになったのか、昨日決定的に壊してしまって大変なことになりました。あまりの激痛に詳しい場面の記憶が飛んでいるのですが、気が付いたらシンジ君みたいに病院に運ばれていました。でも状況はシンジ君と違って辛辣で、そもそも緊急病院だし、自分が寝かされていたのは患者とお医者さん看護師さんたちが走り回る慌しい廊下のど真ん中で、死に掛けになりながら止痛の注射と点滴を打ってもらっていました。呼吸困難になりながらも、この情景を丸ごと覚えておいたら後々小説でこういうシーンを使うときにすごい役に立つぞ! と考えていたのを覚えていますが、どれだけ大変な状態でもどこかで前向きなのは自分でも良いことだと思います。
 で、緊急処置が施されただけだったので具体的な原因がなにかはわからないんですが、病状からして胃痙攣の一種じゃないかなと見当は付いています。いずれ精密検査を受けて判明させるつもりです。 でも少なくとも感染症の類ではないらしいことは判っているので、最低限のところはクリアーしているのですが。帰国を早めたりとかする必要はどうやらなさそうです。
 今日はもう家の中ならすたすた歩けましたし、お粥なら食べられますし、気をつけていれば悪化することはなさそうな感じです。
 発見したこと、というと大それた言い方になるんですが、やっぱり健康はすべての資本なんだなと思いました。身体が健康でいて初めて色々なことができるみたいですね。病院でぐったりしているときは本当にそう実感しました。原因がわからないので対策のしようがちょっとないんですが、でも、色々な場面で気をつけていこうと思っています。 あとは、点滴って意外と痛いんだなということを知りました。なんかそれまで想像していたのだと全く大したことないんですけど、いざ自分がされてみると、案外見た目もぐろいし、動く時気を使うし、みたいな。でも、こういうのもなんですけど、フィリピンの看護師さんが下手だったのかも? とも思ったり。人が息も絶え絶えなのに楽しそうに歌ってるし。手先器用そうじゃなかったし。母はフィリピンの病院で点滴されたときは外したあとに暫く内出血があって大変だったと言っていたし。日本じゃないと信用できないっていうのは自分の数少ないナショナリズム的志向なんでしょうか? (たぶんぜんぜん関係ない)
 今日付けの日付でいうと帰国まであと5日ですが、とりあえず生きて帰ろうと思っています。すごい雑な感じですがそんな感じです