発売からだいぶ遅れてようやくヴィンランドサガの12巻を読みました。
 最後のページで、表紙とは逆にアルネイズがガルザルを抱いているのを見て流石だなぁと思いました。そして父のようになっていくトルフィン。変わりつつあるケティル一行が帰ってきて変わりつつある蛇と変わりつつあるトルフィンたちとがどうなっていくのか、見物です。
 そろそろ農場編も終わりで、アルネイズとエイナルがどうにかなるかして、トルフィンは蛇やケティル息子たちと一緒に外に出て行くのだろうなと予想。意図せずトルフィンが父に似ていったように、王子もまた父に似ていってしまって、対立は必至です。

ヴィンランド・サガ(12) (アフタヌーンKC)

ヴィンランド・サガ(12) (アフタヌーンKC)

 それにしても対比の美しい漫画だなーと思います。これくらい自然に対比を入れて物語が描けたら楽しいのだろうな