ジェーン・エア

 昔からよく手ぶらにハードカバー一冊だけ持って出掛けるということをしていたんですがそれはもう本日限りでやめようと思います… というのもそのスタイルで出掛けて2日連続で本を無くしたから。昨日はジョジョ展から戻ってきたら何故かグッズの袋しか持ってませんでしたし、今日は日比谷から戻ったら何故か伊東屋で買った文房具の袋しか持っていませんでした。昨日のは中古の本屋で100円で買った適当なさして面白くもない本だったので別に構わないんですが今日のは定価で買ったばかりの憲法の参考書だったので帰宅後気付いてから頭を抱えるハメになりました。一応覚えがあるところには電話をしてきいてみたりもしたんですがかすりもせず… うぐぐ
 今日は日生劇場松たか子さん主演のミュージカル、ジェーン・エアを観てきました。開演1分前にかっ込んできた婆さん軍団に「どいてどいて!」と押されて元々痛めていた腹筋がピンポイントの攻撃を喰らって劇の前半は割と激痛に堪えながらでしたがそのくらいの不幸は日常茶飯事なので精神的には特に不自由なく観てきました。思っていたよりもずっと良い舞台で良い意味で期待を裏切られましたし何より松たか子さんが可愛かったし松たか子さんの声が奇麗でしたし松たか子さんが最後の挨拶の時に茶目っ気を見せたのがぐっときたしで楽しめました。子役の子たちも可愛いし立派に演技するし歌うしで感心しましたしいい加減煩いですが松たか子さんが可愛くて「これで35かよー」って感じでした
 これだけだと下世話なので一応中身にも触れると、ジェーン・エアが評価されたのって積極的な女性を描いた、具体的には女性から告白した、とかそういう点が社会的に新風だったからだと思っていたんですが、この舞台だと少なくともそんな感じではないですよね。ツンデレ的な駆け引きはあったとはいえ。原作を読んでいないのでなんともいえないんですが、そこだけ気になりました。あとプログラムを読んでいてはじめて知ったんですが、ブロンテの半自叙伝なんですね。ずいぶん壮絶な人生送ってますね

ロングバケーション [DVD]

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 関連商品が特になかったので松たか子さん関連でロンバケを置いておきます。ちなみにこの商品紹介は個人的に目印で置いているだけで他意はないです 毎度
 しかし、たぶんロンバケではじめて松たか子さんをみたときは子供心にやっべ可愛いなぁって思っただけなんですが、今頃になってそういえば自然な演技をする人だったなぁと感心したり、最近では湊かなえの告白なんかでもきちんと年齢に見合った演技をしていたりで、やっぱ歌舞伎出の人は違うなぁと思います。すごいなぁ