ジョジョ展


ジョジョの奇妙な冒険展 in S市杜王町に行ってきました
 行ってきました。日帰りで。東京から仙台まで。2時間くらい新幹線に乗って。よく行くよねって色んな人に言われたりもしましたがこの間のイタリアの原画展ですらなんとか行けないかと模索していた自分にとってジョジョのためにちょっくら東北に行ってくるなんてことは悩む範囲ですらないのだよ… ふ、ふふ…
 朝の7時16分に東京駅からやまびこに乗るとのことだったんですが睡眠サイクルからして全く起きられる自信がなかったので東京駅近くの友だちの家に泊まってから行くことにしました。新幹線には慣れていないので早めに出て行ったんですがホームに着いてみると丁度いいくらいでやはり余裕を持ったほうがいいことを知りました。ちなみに車内用に買った弁当は味噌のにおいがきつくて大変でした。こういうときに考えて買わないので後悔は後を絶たない 多分これからも絶たない
 仙台に着いたのは9時のおそらく20分前後で、色々考えたんですが物販の売り切れを恐れて一番はじめにジョジョ展に向かうことにしました。これは正解だったと思います。仙台駅から地下鉄でふたつ行った勾当台公園という駅が展示場のせんだいメディアテークの最寄り駅だったんですが、急いで行ったら10時前に間に合って、これがもう少し遅れるとどうやら整理券配布になっていたようです。つまり中途半端に時間を潰してからジョジョ展で、そのあと帰りの新幹線までまた中途半端な時間潰しをするハメになる可能性を考えると、多少並んでもはじめに済ませきってから、あとで完全にフリーな時間を過ごした方がよかっただろうということです(何より、後続の人が少なかったので、作品をじっくり観てもスタッフさんに急かされることがなかったのが大きいです)。まあ、その多少並ぶっていうのが2時間半だったわけなんですが、やはりジョジョのためなら150分立ちっぱなくらいなんてことないです。幸い付いてきてくれた友だちもいたので話したり本を読んだりしていたら実際のところ割とすぐです。とはいえ会場外の日差しの下での列には中々厳しいものがありました。エレベーター前の整理のお姉さんが沢城みゆき石原さとみを足して2で割ったような(っていうのもなんか変ですがまさにそんな感じでした。あるいは顔を削ったみゆきちとも言う)眼福美人でなければ冷房のきいた場内でもテンションが低いままだったことも十分ありえました。日光はだめだわ…
 タイトルの写真は会場回りに並んで会場内に入ってエレベーターまで並んでエレベーターから6階に行って管を巻くように並んでしばらくするとようやく見えてくる入り口のところにあった看板で、撮影が許されているのはあれとせいぜい会場前の看板くらいでした。展示内では当然撮影はおろかメモを取ることすら禁止されているみたいで「ペンなどはしまうようにお願いします」と言われ驚きでした。説明文くらい取っておこうかなと考えていたんですが甘かったようです。しかし何のために…?
 ちょっと写真
 ↓勾当台公園駅構内にあった宣伝 ていうか勾当台って吉良の住む地名ですよね。燃えるッ  ちなみに花京院通りというのもありました

 ↓せんだいメディアテーク前の通り。一見すると原宿みたいな所でうちの近所なんかより全然都会でした  どうして会場そのものを写していないのかは全く不明 あほなのかな

 で、2時間半待ちとは書いても「いうて1時間くらいやろー」と甘く見ていた我々の予想を裏切る精密っぷりで奇麗に2時間半待ったところで受付を潜れました。はじめは簡単な挨拶文から、BT→バオー→アイリンの順番でジョジョ以前の作品の原画が掲載されていきます。やはりバオーくらいからジョジョ初期の荒木さんの絵が作られていく感じがするんですが、自分としてはBTのデフォルメチックな絵柄もすごい好きです。また、後でまた書くんですが、6部16巻の徐倫と承太郎がオーシャンにいる虹の架かった絵(一番好きな絵です)と、どこか通じるような、とあるバオーの原画に描かれたストライプの刺し込み具合から、いつの時も根幹にあるセンスは変わってないんだなぁと思わされて、なんだかとても感じ入りました。
 そのあとに『1部 ファントムブラッド』と書かれた看板の下をくぐると、ようやくジョジョのコーナーです。1部は全ての始まりだからかものすごく気合が入っていました。本誌掲載のカラー絵(冒頭の「族長ッ! 族長ッ!」のところ)から何故か石仮面やブラフォードのPLUCK!の剣まで置いてありました。これもあとで書くと思うんですが、今回の原画展で最も感動したのはこの1部と6部のコーナーでした。1部はなんといってもジョナサンのおそらく一番有名な顔の前に広げた手の平を置く絵の原画が見られたことが本当に良かったです。ラストシーンの「こいつ… 死んでる…」の見開きのシーンも、その描き込みと画力の高さには圧倒させられました。興奮しすぎてガクガクしていました。たぶん傍から見て相当気持ち悪い人間になっていたと思います。
 2部からは殆ど原画のみ。ジョセフもかっこよすぎて冷や汗が出ます。個人的には仮面の男たちも観たいところだったんですが、以降も敵キャラはあまり登場しません。一枚絵で描くときは主人公サイドばかりだから仕方ないのかも
 ↓ジョナサン! ジョナサンとジョセフは絵柄的に筋肉質なジョジョとして描かれた3部までの中でも、日本人じゃないからか付けられる装飾品の数々が滅茶苦茶にかっこいいです。ジョナサンは緑、ジョセフは赤紫がカラーコンセプトとしてびしっと決まるのもたぶんこれらの絵のせいじゃないかと思います

 ↓ジョセフ。何度見てもカッコイイ

 3部のコーナーにはこれまた有名な単行本28巻の承太郎vsDIOの非常に大きな絵が掛かっていました。承太郎が下になっていて、黄色い服のDIOが見下ろしているアレです。 3部の原画は全ての絵に承太郎が描かれているんですが、個人的には初期のがっしりしていない承太郎の方が好きだったりします。牢屋でブ男とやり合うくらいまでの承太郎なので当然少ないんですが。足先の感じとかどことなく2部以降の感覚が残っているからだろうと思います。ちょっと細目だからかなとも。 でもやっぱり3部の承太郎はどれも大好きッ。毎日デスクにいるフィギュアの承太郎に惚れ惚れしています。
 で、3部の次には当然来ると思っていた4部には何故か等身大の仗助フィギュアが置いてあるだけで絵の展示は無し。S市杜王町展だからトリに取っておいているんだろうとは分っていても一瞬ぐにゃぁ〜とせざるを得ませんでした。ちなみに等身大の仗助フィギュアは目に違和感があって私的には微妙でした。そんで5部。うろ覚え的には「ガッツのG」のあの絵もあって良かったんですが、ブチャラティメンバーが揃ってからの7人が並んで身長を測っている絵、どうせあのサイズに引き伸ばすんなら工夫して隣に並べる仕様にした方が良かったのではと少しもやもやしました。微妙に丈比べできないという。 5部もその他の例に漏れず殆どが主人公サイドの絵ばかりで、確か1枚くらいあったはずのドッピオがアップになっている絵はないかなと期待していただけに少々残念でした。
 でも6部のコーナーにきてテンションがMAXにあがりました。原画のチョイスが完璧です。個人的な6部大好きブースト補正がかかっていることを抜いても6部の展示は言うことがありませんでした。プッチも1枚でしたがちゃんといましたし。何より16巻の表紙絵が観られて満足です。いい画像が見つからないので敢えて載せませんけど、ストーンオーシャンの16巻を検索なり何なりしてみてもらえればわかると思うんですが、この虹の描き方、そもそもの構図、配色、どれを取っても一級の絵です。時代が時代ならルネッサンスとか言われる気さえします。
 徐倫はトレードマークの蝶が本当によく似合って格好いいです。6部好きです あ〜 6部6部
 ちなみに、徐倫がたくさんピンバッチつけている絵のひとつをよく観ていて気付いたんですが、ひとつ「I♡JINBOCHO」ってバッチがありますね。神保町好きなんですかね。ぼくも好きなんですけどね。何か意図があるんでしょうか
 続いての7部コーナーも満足度の高いものでした。絵柄的に6部終盤から7部までのものが一番好きだからというのもあるかもしれませんが、7部は敵キャラもよくカラー絵に起用されるようになったというか、大統領やDioが目立つ絵が多くて、そこのところも気に入っています。最終巻表紙の絵とか世界復活からのグレーに染まった全員集合の絵とか生で観られて感激でした。主人公2人とスティール夫妻とウェカピポのうつった見開き画像の、何故か吉良っぽいDioと精一杯お腹を引き締めている大統領には笑わされました。思えばここらへんから大統領はちょっとずつ痩せた自分にすり替わっていった気がします。
 そしてようやく杜王町が舞台の8部に。さすがにまだ絵自体が少ないんですが、きちんと大弥ちゃんの描かれた最新のウルジャンの原画も載っています。まぬけ面の定助と可愛い康穂ちゃんを見ていると、未だ見ぬラスボスの登場がはやくも楽しみになってきました。7部中盤以降の映画調の絵柄で描かれるボスキャラがはやく見たいですね。ソフト&ウェットは基本的に定助の背後にいて見切れている絵ばかりなんですが、1枚だけ路上の定助と康穂の隣で車に乗っているソフト&ウェットが正面からよく見える絵があって、それが妙に可愛くて気に入りました。未だムーディブルースにしか見えないんですが愛嬌があって好きです
 で、おまちかねの4部は露伴先生のデスク周りの再現からはじまってびっくりしました。帰って見直してわかったんですが、凄まじい再現度です。原作の絵がそのままになったのを思い浮かべてもらって全く問題ないです。羽ペンかっこいい。封筒に入った原稿が少しめくっただけで観られそうなのにお触り厳禁ということでもぞもぞしました。確かにあれは人がいないときにちらっと見てみたくなります。そこのところも含めて偉い秀逸な出来でした
 デスク周りに続いて原画もはじめは露伴先生ラッシュです。相変わらずの人気具合というか、ぼくも大好きなんですが、それにしても主人公をさしおいて先陣を切るあたりが如何にも露伴らしいというか。数枚後に仗助たちがあらわれるんですが、トリも川尻家に取られていて何だか少し印象が弱いです。 吉良は、流石にもうひとりの主人公と言うべきか(とうとう8部ではジョースター家に混ざっちゃったし)、敵キャラにしては圧倒的に原画の枚数が多かったです。ずっとスカイプの画像にもしている杜王町をバックに手を広げている吉良も大好きなんですが、個人的にはお互いスタンドを出して仗助と超至近距離でガンを飛ばしあっている絵が最も好きだったりします。吉良はもちろん冷静でいるのも似合うキャラなんですが、生きるために誰よりも必死であることを考えると、汗水をたらして踏ん張っているところが、実は一番さまになっていて良いなぁと思います。吉良は自分が知る中では漫画史上最も優れた造形のキャラですね。出来が良すぎます。そりゃネクタイも揃えざるを得ません
 最後は今回の展示にあたって描き下ろした絵が3点と、エンヤ婆の弓と矢のレプリカ、去年の新宿でのグッチ展の原画や年表、メモリアルグッズの展示から荒木先生のデスク再現(!)、そしてiphoneipadを使って見る杜王町マップがあってお終いです。荒木先生のインタビュー?映像も上映されていました。こうして文字に起こすと凄まじいボリュームです。頭から尾まで味わいつくせる展示会でした。
 物販では迷ったんですがポスター全種とポストカードとピンクのTシャツ、特別前売りチケットだったので付録の杜王新報、それからごま蜜団子を3箱頂きました。帰ってから何故クリアファイルを買わなかったのかと1時間くらい頭を抱えましたが、まぁ、いい加減飾る場所もないし、これくらいでよかっただろうと自分を納得させています。ていうかポスター全種な時点でどうかと思うんですが。さすがに自分の部屋にそんなに貼れるスペースはありません。貼るなら今の7部ポスター同様にきちんと額に入れなきゃ駄目だし… でもせっかくだし7部のポスターはもう一枚なんとかして貼りたいところです。この夏に一工夫してみます。うまくいったらアップします!
 ↓全部のポスターが良チョイスでしたが、7部に最終巻の表紙を持ってきたあたりわかっているなぁと思いました。何とかして貼りたい貼りたい貼りたい…

 今回の展示全体を観ながら思ったことは、やはり荒木飛呂彦の漫画はどれを取っても超一級で、まさに筆舌に尽くし難いものだということです。確かにストーリーには行き当たりばったりな面も散見されるんですが、それをいれても、絵を構成する要素全てと、各スタンド戦における展開と、一話完結が必要なときにきちんとオチがつけられることなどを考えると、これほどの漫画がほかにいくつあるか、と考えさせられます。特に近年のスタンド能力は今まで以上にパニックミステリかかっているというか、非常に奇妙で、それでいて魅力的なことを思うと、本当によく映画や小説でミステリやホラーの勉強をしているんでしょうし、それを踏み台にして自らの独特の話にしていることなんかには脱帽します。これだけの人を集める絵のセンスも、もちろん天性のものもあるんでしょうが、それ以上に、今回の展示での荒木先生のデスク周りをみればわかるんですが、本当に色々なものを勉強して参考にして築いてきたのだろうと考えると感動します。持って生まれたセンスもそうですが、それ以上にとことん勉強して創っている姿勢には尊敬します。それでいて睡眠はきちんと取っていて、無理はしないから嘘みたいな若い容貌のままで、だからこそ勉強もはかどり、という良サイクルが完成されていることなんかもう信じられません。自分の真逆すぎて素直に尊敬尊敬言っていいのかとすら思います。
 ジョジョの魅力は、漫画的な面白さもさることながら、唱える「人間賛歌」のテーゼに学ばせられることが非常に多く、或る意味で漫画の域を超えた話になっています。6部のエルメェスのスポーツマックスへの復讐の理由なんかが代表的で、その結果今でも復讐論は専攻の法学の要素も含めて勉強の対象になっていたります。
 自分がジョジョが大好きで人に薦めるのは、漫画として面白いだけでなく、やはりそういう面もあるのだろうと思っています。
 今回の展示は大満足でした。荒木先生の絵の真髄が生で観放題です(時間帯を選べば)。日帰りが十分可能であることは自分が身をもって証明したので、余裕がある人は都心からでも是非どうぞと自信をもって薦められる展示会でした。ファンとして本当に行って良かったです。今度の六本木での展示も当然行きます。日時指定のTシャツ付前売り券も買いましたが、近場ということで何度も訪れると思います。その意味で、S市杜王町での展示が特別性を持ってくれて良かったとも思います。
 そんな感じでした。

 あとはその後の仙台駅周辺でのことを少し書いて適当に終わろうと思います
 物販の後、まず荷物が凄まじいのでコンビニに行ってスーツケースとごま蜜団子以外を郵送してもらいました。そうでないと自由に歩けないくらいだったので。逆にいえば預けたあとはかなり自由に動けました。
 何時間も立ちっぱなしだったのでとりあえず休もうと喫茶店を探したんですが、しかしこれが見つからない見つからない。仙台っぽさを少しでも残した喫茶店、つまりチェーン店以外ならどこでもよかったんですが、全くといっていいほどにありませんでした。疲労の中歩く一番町商店街。うつろな目には中野の商店街にしか映らなかったんですが、竹灯しというお祭りの準備で竹がたくさんあることで何とか微妙に感じ取れるだけの仙台感が残っていました。
 限界に達したので結局妥協してVELOCEに入って休みました。ここは本当に休まりました。涼しいところで冷たいミルクティーを飲みながら話していると右上の体力ゲージが凄まじい勢いで回復していくのが見えました。ある程度回復したところでゲージ自体が消えたんですがそこでようやく現実に戻ってきたのだということが確信できました。 VELOCEの店員さんが可愛いと話していて気付いたんですが、そもそも展示会での案内のお姉さんもコンビニでの郵送の時の店員さんも可愛かったことを考えると、マジで東北って美人が多いんじゃないかと。秋田だけじゃないんでしょうか。正直うちの大学よりもレベル高いと思います。ビバ東北。 泊まりなら声をかけていました。残念
 VELOCE内では勉強している若い人が多くて、そういえば東北大学片平キャンパスが近いみたいな看板を見たなぁと思い出しました。東北でも今の時期は試験期間のようです。ここまで来たのだから是非見たかったんですが連れが興味なさそうなのでやめました。大学見学いいと思うんですけどねぇ。特に旧帝大なら
 VELOCEを出たのが確か16時とかで、帰りの新幹線が21時なのでおよそ5時間ありました。我々は、今回の遠出の目的の5割は実は牛タンかもしれないといえるほどに牛タンが大好きなので何処で何度食べるかみたいな話をしていたんですが、結局こんな時間となると、一度大きくぐわっと食べるのが一番いいだろうということで、それを18時19時とすると、約2、3時間の空きがありました。その間に仙台駅のまわりをこれでもかというほどに往路したので今では東京駅以上に仙台駅に詳しい自信があります。ぶっちゃけるとタイステがあるということでそれを探していたんですが全く見つからなかったんです。そもそも地元ですらやってないのにこういうときだけ遠征ぶろうとしたのが失敗でした。せっかく東北人をボコボコにしてやろうと思っていたのに残念だぜ(でもあとで見つけた別のところのタイステでは逆にボコボコにされました。なんか普通に強くて負けまくりました。アレー?)。
 ていうか今思ったんですが駅まわりを写真に撮ってないとか間抜けすぎますね。情景が全くわかんないですよねごめんなさい。大きな駅の周りが大きいみたいな感じです。意味わかんない説明でますますわからなくなりますね。例を出すと溝の口の駅が周辺ごと数倍大きくなった、みたいな。これは多少わかりやすい気がします。みんな溝の口駅で画像検索しましょう
 仙台駅東口では代ゼミを見つけて個人的には他の本校以外の代ゼミがどうなっているのか気になって入りたかったんですがこれも連れが興味なさそうだったのでやめました。夏期講習の時期なので運がよければ知っている先生がいたと思うんですが仕方ない。これは代ゼミ生以外には全く興味が湧かないことはわかります
 で、せっかく癒した体力がまた底を尽きそうになって気付いたんですが、OWSONに行ってない! ここを行かずして帰ったら死んでも死に切れないので駅の反対側でしたがまた歩いていきました。ウェスティンの隣ということでわかりやすかったので迷わなかったのが唯一の救い。

 ↑バァ――――z___ンッ!! 今回の展示会に合わせてわざわざ用意されたらしいジョジョの4部でおなじみのOWSONです。残念ながら横道はなかったので振り向いて遊ぶごっこはできなかったんですが、OWSONはOWSONです。店内もジョジョライズされていました。
 ジョジョの関連商品を持っていくとOWSONのレジ袋がもらえるということで吉良のステッカーを買ったら普通のレジ袋で、おかしいなと思って訊いたら「水曜の時点で限定1万枚のレジ袋がもう切れちゃったんです」と言われました。あー、1万枚なら仕方ないですね。少ないですからね 1万ならね
 OWSON限定のスタンプもあったのですが荷物を預けてきてしまったので押すものがなく、仕方ないのでレシートの後ろに押したら丁度いい感じになってむしろ気に入りました。部屋の4部コーナーに貼っておきました
 OWSONを出ると時間的にぴったしだったので牛タンを食べに行くことに。駅構内の牛タン通りも十分だそうですが、せっかくなので街中の利休にいきました。さらにせっかくなのでその店限定の牛タンを食べました。牛タンシチューが付いてきましたが、これが異常においしくて37回震えました。御飯以外の全ての皿に牛タンが乗っているのが贅沢で良いです。

 せっかくなので牛タンの刺身も頼みました。これも旨ッ! 大根おろしと牛タンが合います。まさにサイモンとガーファンクルのエディットッ! ウッチャンに対するナンチャン! 高森朝雄の原作に対するちばてつやの『あしたのジョー』! って感じでした

 非常に満足でした。個人的に満腹と満足は全くの別物だと考えているんですがこれは久しぶりにセットできました。美味しかったです
 で、あとは夜も更けていたので適当に時間を潰したらもう帰りの新幹線の時間です。書き忘れていましたが前夜がなんだかんだでオールだった上に殆ど一日中立ちっぱなし+歩きっぱなしだったこともあって流石にその時間には疲労困憊、連れは死に掛けで自分も少しくらくらしていたんですが眠気は無いと思っていたら、新幹線で座った途端に持っていた文庫本が腹に落ちてそのまま熟睡でした。終電に余裕をもって間に合うようにと買ったチケットだったのに土曜でダイヤがずれることを忘れていて、結局駅から急いだのははやくもいい思い出です
 密度の濃い、非常に良い日帰り旅行になりました。また機会があれば行こうと思います。
 で、帰ってからお茶を入れて食べました。8部で衝撃のシーンをお見舞いしてから読者に大人気の『ごま蜜団子』。単なるグッズなら味はそこまででもないのかな、と思っていたら元になった由緒ある団子店の『ごま摺り団子』を殆どそのまま持ってきているようで、その美味しさに感動しました。甘党の自分が打ち震えないわけがないです。「なんだこれッ! ンマイなぁああああぁ〜ッ!!」と素で叫びました。真夜中に。近所迷惑です。
 もっと買っておきゃよかったッ! と一晩中頭を抱えたので、これから行く方は余裕を持って購入するくらいでちょうど良いと思います。おひとり様6箱までですが、上限まで頂いておけばよかったッ! ちくしょーッ!
 嘆きと共に長くなった記事を終えます。久々に対外的に真面目に書きました。ちょっと疲れました。ふぅ