ユニコーン。買いました。3巻。買いました。買いましたが、 何か? 何ですかその目は。「そのコートかっこいいけど君には似合わないね」だって? そうだね。
 全面的に同意する
 そういうわけで我慢し切れなくてユニコーンガンダムの3巻と4巻を買いました。観ました。3巻だけ。気分がのっているせいか阿呆のように面白かったです。福井さんのねぇ、文章自体は嫌いなんですけどねぇ。全体的にはやっぱ中々ええと思いますよ。特に3巻はストーリーも単純でしたし
 2巻ってどんな風に感想書いたっけ
 フルフロって家族いないから最強なんじゃねって思いながら観ていましたけど どうやら2話観たときも同じように思っていたみたいです。ユニコーンの狂った性能のせいで採算取れている感じ…にしては案外生状態とも長く交戦していますよね。初代と違って落としにかかれないからなんでしょうか。それにしても結構てこずっている感はあった3話。挙句の果てに「これ以上わたしを追うとふたりとも落ちるよ」のびくびく発言。…あまりかっこよくない…
 ダグザ中佐がVガンダム流の殺され方をした後のシーンのかっきーが失敗フラグ立てまくっていて笑えました。ここらへんは結構覚えていました。でも思い描いていた風景と結構違った気もする

 観ていると全6話でもなんとかなるかなという気はします。 色々な「これじゃ尺足りないだろう」系のアニメ作品が上手いことやっているので、今までの価値観が少し変わりました。早足くらいが丁度よくなっているのかな
 4話は明日早起きして観ようかなぁ バイアランカスタムが楽しみ
 追記)UCの原作がスタートしたのが何年前だったか定かではないんですが、もし11年に書かれていたら、軍部の性質的に免れない全体主義的な使命の元で個を自覚したダグザ中佐の論は色が変わっていたんではないかなと思います。歯車が、歯車だけれでも、それでも肉の歯車としてどう個人的に満足をして働いていけるのかという次元の話ではもはや世論も納得しない域にまで徐々に来ているので、次の有識者ガンダムはもう少し現代的な革命の色を帯びた話になるのではないかなと思います。つまり4話でいうロニさんやZでいう「地球の重力にとらわれた人間」が過去を引きずって苦しむのではなく、過去を引きずるからこそ強く前に進めて、結果的に幸せを勝ち取るような展開をうまく見せることが、現に大きな傷を負った社会における正しいエンターテインメントの姿勢になるのではないか、ということです。甘い話にするわけでもないからもちろん演出は難しいところなんですが。
 マリーダさんが笑顔で前線を引いて生きていくようなエンドになるガンダムが、以降のガンダム作品には必要となると思っています。……わかるよね? ガンダムAGEくん!