日記46

『あにまる』

 ◆この動画見て思い出したんですけど、うちの犬は鏡を見たらびびって警戒し始めます。抱っこして鏡見せるとぼんやりしているだけなんですけど、自分で好きに歩いている時に鏡を発見すると、動きとかで他の犬がいると思って驚くみたいです。そしておそるおそる迂回してやりすごします。鏡に映っている自分の姿を自分だと認識していないんだと思いますが…。やはり自分のこと小さい人間だと思って歩いているんじゃないかと。例によって絶対に他の犬と安易に交わって遊ぶというようなことはしないんで、ぼくはこのいぬのそういうところがすきだとおもいました。なのでよかったです

 ◆動物の無条件な可愛さって飾らないところから来てるんだなぁとおもいます。かっこいい仕草とかしていても自分でかっこいい仕草をしようと思ってしているわけじゃないから、裏表がなくて可愛いんだなぁと。といいつつ実は恣意性があったとしてもそれはそれで可愛いからやっぱり違うんかなぁとも思う。つまり人間であることが既に無条件な可愛さに繋がらないということは、動物が高いんで無くて、人間が低いからなのかもしれない。つまり同属嫌悪で人間のスタート地点がそもそもマイナスだということ これもあるな

 ◆あと最近友だちの家で子猫を見たんですが、可愛いは可愛かったんですが、もしかしたら昔と違って今は犬派なのかもしれないと思い直しました。一昨年くらいまでは確かに猫派だったと思うんですけど、いざ考えてみると、その前からも犬派だったのかもしれない… ていうかやっぱりうちの犬が一番かわいいよ! オレがいう時点で親バカの域を抜けないんですけど… でも実際の話、うちの犬以上に可愛いパピヨンなんて見たことありませんし、幅広く探しても中々見つかるようなもんじゃないと思います。だって散歩とかしていても見かけるパピヨンのぶっさなことぶっさなこと… こりゃ世界のパピヨンのためにうちの犬は種を残すべきだなと思います。そういうレベルの凛々しさです。うちの犬は! 動画>動物って仰向けになってアワアワやるの好きですよね。ライブはダイブしたくなるとかそんな感じかな
 

『まんがとかあにめとか』

 ヒメアノ〜ル一気読みしました。友達の家にあったので。古谷実作品はこれで何作目だろう。よく覚えてないですけど。でもいずれの作品もディープかそうでないかが完全に別れてますよね。発覚する中盤までハラハラさせられます。ちなみにこれは数ある古谷作品の中でも一位を争うくらい重い話でした。 △内容は、リアルな吉良の話という感じ。人殺しでしか性的快感を得られない殺人鬼が短期間の間にどんどん人を殺していきます。 △しかし出来自体は途中で当初のプロットを変えでもしたのか? というくらいに変に歪でした。というのも前述したあらすじが1巻からは想像がつかないレベルだからなんですが、その歪さも社会の歯車から外れている壊れた人間の話をベースにしていることを考えると、もしかしたら当然なのかもしれないとも思いました。 △出来があまりよくないのはそうだと思いますが、それにしても何処か考えさせられる話なのは事実です。実は殺しが後半になるにつれ受動的になっていくところが味噌。主人公がふたりいるというよりは、途中から主人公が交代するというくらいに中盤からは殺人鬼にスポットがあたってますが、独白と回想で自分の心を整理していると、自然、今の自分の生甲斐である特定の人を殺すこと以外からは興味が薄れていって、抜本的な殺人鬼ではなくなっていく様子が見て取れます。そして最後は社会とズレていることでしか在りえなかった自分に泣いて終わる。シガテラ以上に読者を突き放して終わります。 △良いか悪いかはともかく、性質的にマイノリティを押し殺すことでしか回らないのが、いつの世も人の社会の常識である。テーマは単純にそれだけでした。 △良作というよりかは問題作でしかないのは、あまりに抽象性がなかったからでしょうか。テーマに対して登場人物とあらすじが直接的すぎます。シガテラ並に青春を暗号化して描けていたらもっと化けた話になっていてもおかしくなかったんじゃないでしょうか △ちょっと追記気味。前半は主人公の色恋と性欲と、主人公の友だちの恋への奮闘がメインで、後半になるにつれてそれらは完成されて、悲しい殺人鬼の狂った性的衝動の話になりますが、暗号化という意味では、そこの対比こそ重要だったんではないでしょうか。つまりはマジョリティとマイノリティの対比に過ぎないわけですが、サブの役割を果たすだけにしては全体から割きすぎていて、やっぱり歪でしかないんですけど。でも、普通の恋ができるだけ幸せなんだよ ということを言いたいだけだったとしたら、それは成功しているようにもみえます

ヒメアノ~ル(1) (ヤンマガKCスペシャル)

ヒメアノ~ル(1) (ヤンマガKCスペシャル)

『にちじょう』

 二学期はじまりました。予備校はテキスト交付で久々に行ったらクラスがあがってました。前のクラスの担任? の先生が物凄く良い人で、一度しか話したことのないオレのために出席日数関係をうまい感じで誤魔化してくれたみたいです。感謝ァ☆ そういうわけでクラス上がったので授業はかなり好きに組み替えられるようになりました。とりあえずわかる範囲で好きな先生の授業に変えようと思います。ちなみに授業は来週からです。
 明日は二学期はじまる前に集会を開くことになったんですが、新宿か秋葉原かで揺れて、結局秋葉原になりました。遊ぶというよりは何か飲みながら近況をゆっくり話すくらいが締めにはいいと思うんですが、どうなるかは神の味噌汁マジ旨いってやつですね。