日記42

『      』

 5ヵ月前から我々は政府に緩やかに殺されている最中なんですが、いよいよ以ってマズい状況になってます。もはや被爆量的に純粋な大往生なんて望めない身体ですし、それでも今程度に留めておくとするならば、やはり何度も書いているように国外逃亡しかないんだろうなぁと思います。本来なら4ヶ月前に出て行くべきだったんですが… 未だ今となっては遅いことというわけでもない気もします。
 そうでなくともうちの経済事情がドルで回っている以上は日本に住んでいるかなり損なんですよね。76円を見た瞬間の父の狼狽っぷりにはさすがのオレのミラーニューロンもぐいぐい動いていましたよとさ。マジでオバマなんとかしろよ。切実に思う。中東和平考えるならクリントンでもよかったなぁとか思っている暇なかったろ。二年前のおれよ
  今日も汚染野菜はおいしかったデス☆

『いま/これから』

 近未来だと来週またひとつ劇を観に行くことになりました。いつ死ぬかわからないという言葉が杞憂以上の意味をもつ時に観劇に行くという行為にはまたひとつ面白い心理を加味できそうですが どうせこじつけですし 少し現実を忘れて楽しんでこようと思います。友だちの友だちが芸術大学に通っていて、そこの面子で結成したマイナーな劇団らしいですがよくわかりません。内容も未だ把握してません。でもまぁまぁやる予感はしています
 いまは一応当初の目的である受験の第一志望まで半年を切ったということでそこそこ真面目に毎日やることをやっています。4段階中3くらいです。いや2,8くらいか。些事はどーでもよい。英語はまたひとつ峠が見えてきた気がしないでもないです。でも壁を越えたと思っても学力的に何の差も生んでいない気がするのでもしかしたら今までの全部単なる気のせいだったのかもしれません。今のも。…悲しいな。そう、英語といえば早大プレ受けてきましたが最悪の結果でした。なにが最悪かって大問のひとつを丸々解き忘れていました。自己採点していてあらびっくりみたいな。案外時間は余裕があるもんなんだなーとか思っている暇はこれっぽっちもなかったようでした。なにをやっていたんだおれは……。まぁ、てへっ☆って感じ。国語はビミョーでした。おそらくマークミスが2つあります。漢字は超☆ありえないのをひとつミスっていてナンテコッタイ/(^o^)\  世界史はニアミスだらけでしたが一応最低限の線は譲りませんでした。ただ8割はどうしても欲しい内容だったように思います。まだ夏で簡単だったというのに。ダメダナー

『ふぃりぴん3』

 世界遺産のサンオウガスチン教会の画像でも。かなり立派なところでした。素人知識ですが建築様式がかなりユニークなように見受けました。あの瓦屋根みたいなのがついている壁はなんだったんだろう。

 中国人修学旅行者が集団になって出てきたところをちょうど入っていったんですが中はガラガラで誰もいませんでした。色々展示されていましたが特にと思ったものをふたつ載せます。
 ひとつは3400トンもあるという鐘。めちゃくちゃ重量感ありました。なんで鐘が床においてあるのか気になってので解説書を読んでみたところ、どうやら1863年にあった地震でひどく損傷したのを、危ないから1927年におろしたみたいです。危ないと思ってから行動に出るまでに妙な空きがあるのが面白くてひとりで笑ってました。ちなみにNO PHOTOだったのに気付かず撮ろうとしたら警備員さんに止められて、「Must not?」と聞き直したらいかにも「しかたないなぁ」って感じの顔をしてゴーアヘッドって感じでしたので撮らせていただきました。ごめーんちょ☆

 もうひとつは母曰くこれを収容しているから世界遺産認定を受けたらしい、超特大のパイプオルガン。大きいっていうことはそれ自体が確かに恐怖のイメージを与えるようで、視界に入るか否かの瞬間にぞくりときました。本当に大きいです。手前左側のなにかの譜面もこう見えて超でかいです。

 怖いもの見たさ、というと明らかに語意が違うことになるんですが、それにしてもあの壮大さにはどこかあてられてしまったので、次行ったときも観に行こうと思います。ちなみにこのときはでかでかとNO PHOTOと書いてあったんですが(ていうかパイプオルガンの席のところに貼ってある紙がそうです)どうしても撮りたかったので警備員さんにお願いしたら撮らせてもらえました。えがったえがった。他にもどうやらエラかったらしい宣教師の着ていたフリフリの服とかありましたが年季がありそうなだけで面白くもなんともなかったのでスルーしました
 なんとなく。でかい階段とたかい天井。


 こっちの二枚もちゃんと警備員さんに頼んで撮らせてもらったよ! ほんとだよ!
 あとは家の中の話でも消化します。メイドさんはふたりいるみたいで、おれは住み込みの方の人としか会えなかったんですけど、中々面白い経歴の持ち主みたいで聞いててへっーってなることが多かったです。個人情報なので書きませんけど。庭師のおっちゃんは小さいフィリピン人たちの中でもとりわけ小さくて、しかも変に臆病な人でしたけど、英語は比較的聞き取りやすい方でした。フィリピン人版佐々木のおじさんって感じで植物を愛しているみたいです。その割に剪定が雑に見えるのは気のせいですね。運転手さんはどうやら4代目みたいですが、あの偏屈の父も気に入るほどに(今までがひどかった反動もあるんでしょうが)フツーのいいおじさんでした。ただ運転手魂なのか否かセオリー通りの道を行かないことが多いらしくて、そのことについてだけは家族も困っているみたいです。あとはプールマンか。隔日で来てプールのメンテナンスをしてくれるんですが、スペインの血が濃く混ざっているみたいで、身長が高く彫りの深い顔でかっこよかったです。面食いのうちの妹も気に入るくらいですからこれは相当なことです。しかもバイクで行き来しているというからさらにかっこよい。もう住んじゃえばいいのに。と適当なことを言う

『まんがとかあにめとか』

 アニメは時間がなくてあまり観ていません。本当に意欲があるならスマートフォンを駆使して移動時間中に観てしまうんでしょうがオレはぐだーっとして観たいのでそういうこともしません。画面もちっさいし。シュタゲは3話分くらい溜まっちゃってます。カイジとタニバニと、あと日常くらいです。たぶん。おいついているのは。ゆるゆりが話題になってきているみたいですけど本当に萌え豚はわかりやすいですね。ぶひぶひ。ピンドラは休みだったのが非常に残念。
 漫画だと久しぶりにワンピース読みました。62巻と63巻です。煽り耐性皆無のにーちゃんがマグマは炎より強いとか意味のわからない理屈で死んだ話以降からよくわからないんですが、62巻はいきなり魚人島編からでした(61巻は行方不明だそうです)。ジンベエとか出てきたときも思いましたけど、本当に息の長い作品ですよねぇ。アーロン編に入る前くらいにもう名前出てきましたからね。矛盾も不自然も出来るだけ押し殺しながら頑張っているみたいです。
 でも63巻は正直を言うと覇気だのなんだのが可愛く見えるくらい単純に構造からしてつまらない最悪の出来でした。どこからつっこんでいいのかわからないくらい。テンポ悪い。延長線上でギャグの存在が悪い。テーマが悪い。魚人島の話に読者を引き入れる魅力もない。何もありませんでした。あれぇ? ルフィの監獄大冒険とかのあたりは面白かったんですけど。道間違えたか! 驚異のつまらなさというか、痛さでした。やっぱり一番悪いのはテーマですか? 人権とか言い出すのはさすがにハートフルという売りに対する外連味が過ぎるといいますか。尾田さんもお涙頂戴を下品に狙いにいっているわけではなく、本当に描きたくて描いているんだとは思いますが、それには手法というものが必要ですよ。残念ながら。基本的にバカ、重くてもアラバスタ王国くらいが可愛らしい漫画だったんですけど。所詮キャラクターありきだというのに(アラバスタならビビ)出来の悪いキャラに綺麗事吐かせてもどうにもなりません。これでもかというくらいに置いてけぼりでした。
 なんか空島に入ったときもこんなこといわれてましたね。でもあれは単行本で一気読みしたら面白いというのが通説ですし、実際よく出来た話だったんですが、これはどうか。成長後のキャラデザミスってるなんて今更だし。本当につらい。なにがつらいって、このあと1巻を読んだみたら素晴らしい出来だったのがつらい。グランドライン突入で「おれたちの冒険はつづくっ!」だったら神作品だったー、なんて益々今更ですけど、60巻も超えて見直さなきゃいけないものができているとしたら、やはり肝心なのはこの初期のシンプルさとキュートさですよね。絵が見難い(醜い)のは論外なんじゃないかなぁ。
 また下火になって、伏線回収段階に入って再度騒がれるって軌道でしょうか

ONE PIECE 62 (ジャンプコミックス)

ONE PIECE 62 (ジャンプコミックス)

ONE PIECE 63 (ジャンプコミックス)

ONE PIECE 63 (ジャンプコミックス)

 あ、しらほし姫は可愛かったです。もうあざとさとか気にしなくなってきた。萌え豚化のはじまりはじまり
 あとは同月発売のめだかボックスとか。待ちに待ってました。クマーかっこよかったです! お察しの流れでしたがクマーのキャラ設定が魅力的すぎるので問題なし。大嘘憑きがチート能力だから剥がさずには戦闘させられなかったのも(そして後々になって実はそんなに使って無かったよとか誰がどうみてもバレバレの大嘘を憑くのも)西尾の口八丁できちんと煙にまかれていて安心しました。オサレ先生のオシャレスーツ着始めたよくわからないメガネの人も能力が強すぎて剥がされてましたが(キャンチョメ運命致し方なし)、あっちは建前の理屈すら通せてませんでしたからね。そういうところきちんとケジメをつけてくるあたり西尾はやはり違います。マイナスも心の底では真っ直ぐに戦いたかったとかね。ありえないんですけどね。志布志ちゃんの台詞とか顧みることを許しませんからね。だって改心願望あったらそもそもマイナスじゃないもんね。でも考えれば考えるだけ実は泥沼にはまっていく話でもある。やはりうまく煙にまいている
 ちなみにクマー先輩の悪平等戦はシリアスなギャグをよくわかっていてすげぇと思いました。あとは安心院さんの一件を片付けたら連載終了、ということを本当にやってのけたなら、西尾はジャンプという雑誌とその体系に完全に勝利したことになりますが、それはまだどうなるかわかりませんね。
めだかボックス 11 (ジャンプコミックス)

めだかボックス 11 (ジャンプコミックス)

 しかしこの話、本当にってめだかちゃんっていらないんだなぁ。そうそう、めだかちゃんもかっこよかったナー うん