雑記?

 雑記ではない気がします。愚痴でもなく なんらかの話
 ネット・アナーキズム(直接的すぎて本来の意味ではもはやない)ってことで、チラ裏にしか書けないようなことを書きます。それでいてあまり書きたくもないこと…ていうか住み分けの話でもあるんですが。ネット界隈の二次創作世界の話について、今は2chを覗くこともなくそれほど知ることもないのに、どこか時間が止まったものであると思わざるを得ない、ということとか書きたい。良いか悪いかは両方あると感じるので一概には言えないんですが、個人的には気に入らない話です。構成層のかなりが幼いというのがまず一端を担っているにしても、幼稚を幼稚が継ぐことで終わらないスパイラルになっているのはどーなんでしょう。見たところ本当に長く二次創作を続けている人というのは少ないです。もちろんSSに限って。大体の人が踏み台にしてやめてしまうか各々の好きな創作に走るかなので、遺物を読んであとを追う人がその遺物から独立したものをつくるレベルにはなり得ないんですね。大体最低限のリテラシーを得てしまったらオリジナル以外にネタを割くのはもったいないと思い始めるようです。特に『その作品で二次創作をやる必要が特にない』ことを書いていた人とっては。
 …もちろん自戒含めて書いてます…
 らしくないことを思っているようですが、一度手を出したものに関して、それを相対的に今よりも低いレベルのまま放っておくことは許されない気がします。趣味以下の状態として頭の中にとどめておくにしても、広い領域から話を繰り出すことによって、趣味以上のものに干渉しない程度に収めつつ、何か少しでも質の高いものを生み出すのは非常にかっこいいんじゃないでしょうか。プロを引き合いにだすのなら阿部和重だってハルヒの二次創作を発表するくらいなわけですし。あとはもう少し高尚な言い方をするなら、たとえば漫画が元ネタの二次創作なら、視覚的二次元世界を抽象しないで文章に具体化していくのは、単純に得られるものも少なくはないのでは? 
 きっといいことあるよ! みたいな
 何が言いたいかというといつの間にか失せていった二次創作を書いていた人には戻ってきてもらいたいというただそれだけのことだったのでした。それこそ此処に書いても何の意味もないことなんですけど… おれが探そうとしていないから見つからないだけ? それももちろんあるかもしれませんけど
 あとは自分の黒歴史? のようなものに目を向けようとか、そんなクソみたいなことをストレートにいう気はないんですが、もし今より若い頃に知識も今よりさらにない状態で書いていたゴミみたいな何かがあったにしても、冷静に分析して続きを書き出せるような人はやはり一味違うんでないかな。こういう描写はおそらくあそこらへんから影響を受けている、とか。具体的に書くとアホみたいですし気持ち悪いですけど。でも おれも今書こうと思うものと少し前に書いていたものの実質は何も変わってないと思う 小手先はともかく感受性が根元から変わっていることなんてないんですね、きっと。それと同じように これからどう年を食っていって趣向が変わっていっても、十代のころに楽しく読んでいたものを真に否定はできないんだろうとも思います こっちは推測ですけど 根付きの強さというもの。というより土台の色
 わくわくしながら小説を読んだり書いたりする 慣れのないものが欲しい。今月の群像面白かったよ。川上未映子の文体は公式化されすぎていてむしろ嫌いじゃない。でも面白さの気色が全く違うんだなと思うと悲しくなった。書きつ書かれつの古きよき同人誌的展開を所望しています まぁ実際に目の前にあってもオレは眺めているだけだがね