日記24

『まじしゃん うぃず らいと あんど だぁく』

 唐突な書き始めになりますが、おれと同世代の人間の「自分は芸術わからないから」という人の多いことには少し驚かされます。このことについては、今は芸術大学に通っている友人と何度か話したことがあるので明確な答えが出ているのですが、翌々考えれば「ごく当たり前の(常識以前の)真理」として、芸術がわかるわからない以前に、そもそも数を見ていなければ判断のしようがないのだから、見ないとそもそもはじまりすらしないジャンルである、とおれは考えています。そりゃ十代のうちから芸術眼にそんな優れた人間なんかいませんし、むしろまだわからなくて当然なのだから、今こそ研磨の時期なのだと自覚して然るべきです。この成長期にこそ判断材料をたんまり仕入れておきましょうね。
 そういえば数年前にルーヴル美術館へ行く道中、父も同じようなことを言っていました

 で、本題の、行こう行こうと思っていたらとうとう最終日になってしまったレンブラント展。友達2人と行ってきました。実に圧倒されました。絵ではなく、まずその人だかりに。懇意にしている先生のひとりも愚痴のような疑問のようなつぶやきをこの混み様に対してしていましたが、最終日の日曜となってはまた格が違うように思います。でもそれでもまだ我々が行った正午過ぎはマシな時間帯でした。帰りに見た行列ときたらネズミ王国のアトラクション並。二年前に行ったハプスブルク展を彷彿とさせます(そういえばあの日も最終日でした…)。
 写真撮影は禁止だったので、以下はメモ。<光りの照射が生み出す明暗と光りを反射する事物の質感をどのように描く下という問題はこの画家を捉えて話さなかった>⇒永遠の主軸だった。<『ヴァニタス、壁龕の静物』『アトリエの画家』>⇒気を引いた。<西洋紙を別にすれば、レンブラントが最も使ったのは和紙である。白さを基調とする西洋紙とは異なり薄いクリーム色や象牙色を地色とする和紙。レンブラントはこの淡い中間色をことのほか好んだ>⇒中国紙だと考えられていたのも厳密には全て和紙だったらしい。<薬剤師アブラハム・フンランケン>⇒どなた? 調べても出てこない。<『フェニックス あるいは倒された彫像』…主題についてはいまだ定説がない。当時の社会的事件を訴えたものという解釈もあるが多数を刷ることのできないドライポイントが使用され、高価な和紙に刷られていることから、このように考えるのは困難。別の解釈としては1656年に破産を経験したレンブラント地震にとって自らの復活が切実な課題であったとするものがある>⇒後半に一票。<『ヘンドリッキェ・ストッフェルス』>。<『書斎のミネルヴァ』…知恵の女神であり戦いの女神であるミネルヴァ。書物と天球儀は知恵と知識の女神をあらわし、兜や槍、盾もまた彼女をあらわす道具である>。<『放蕩息子の帰還』>⇒レンブラントの人生について考えると、最も深く考えさせられる作品。自分の愚かさに気付くわけだ。<『3本の十字架』と『エッケ・ホモ』は『病人たちを癒すキリスト』と並んでレンブラントの最も重要な版画作品である。8つのステートがあり、何度も改変が入った。特に『3本の十字架』の場合、構図の変更は主題解釈にさえ微妙な影響を与えている>⇒なるほどー、と思った。『エッケ・ホモ』も4つ目からかなりの改変が見られた。
 以下は外部写真。

 見かけは小さいけど奥行きがあり且つ地下が変に広い国立西洋美術館ル・コルビジェが設計したのよといわれても「あらそうなの」くらいにしか思えない。どうでもいいけど入場料をふつうに一般で支払ったら、同じ浪人生が専門学校生だと言い張って大学生料金にしてもらっていてエェーって感じでした。

 考える人。いつ見ても何も考えてないようにしか見えないです。おれが何も考えてないからなんでしょうか

 地獄の門。左端のはぶられている赤ちゃんがなんか面白い

『その他のこと』

 実は当日は遅刻していた。かなり正当な(ほんとだよ!)理由で。でも1時間遅れたことは確かなので昼飯をおごった。焼肉はキツイからラーメンにしてもらったけど。その後はアメ横をうろついた。主に果物にかじりながら。おれとしては服を見ておきたかったんだけど何かうやむやな感じに。
 ちなみに流れとしてはそのあと秋葉原へ⇒夜も更けてきて帰るのだるく⇒友達の家へ⇒朝早く立ち去るつもりが長引く⇒夕方ごろようやく帰る、みたいな。うわぁ 書けば書くほど自堕落 ひどい有様

『がんだむ』

 なんか秋葉原で大きな大会があったとかなんとか(知り合いはベスト4だったそうです)。そのせいで近辺のゲーセンがどこか閑散としていた。ダブルオー>一番乗っていた。ここ最近好きです。勝つときはかっちり勝つから面白い。開幕シールドは味方に後格で安定していた。横とかNはなんかずれちゃう。生時は弱いことは弱いけどそれでもCSは優秀だから中距離見合う分にはさして怖くない。サブもある。ただその時に相方追われるととても淋しい。オーライザーは慎重でいい。最悪与えられなくても喰らわなければ。タケノコは分かってはいるけどリロード間に合わなくて必要なときに撃てなかったり〜が目立ったがそれは年季の問題か。CSはもちろんケースバイケースだけど見られているときは前格からキャンセルするのが一番使いやすい。散々対策されているけど未だ現役ですよね〜。トランザムライザーはBD格生当てできたときのBD格NN>BD格NN>BRの超打ち上げが実用的だし楽しい。BRからでも3段からBRで結構あがってくれる。BD格NN>特格は狙えるときは狙いにいきます。意味ないのにね。かっこいいからさ。つい。ケルディム>動きが一律だから実は敷居低いっていう。ガチ戦の低コがいないからなんとなく使ってみたけど明らかに白キュベのほうが活躍できるのはなんでなのか。相手がみくびってくれるからなのか。某氏のように覚醒格CSをうまく使ってみたいものの結構難しい。案外そんな暇ないものだ。覚醒技のことをすっかり忘れていたのは後悔している。ピストル>覚醒技とか咄嗟にされると抜けられないやつやりたい