しんがく!

 昨日は登校日だったらしいんだけど、俺はというと例のごとくサボタージュして(真相は割と行くつもりだったのに行く直前に寝入ってしまったという情けないもの)、しかし調査書の申し込みがその日までだったとかで、ああーヤバイナーとか思ってたんだけれど、さっき電話してみたら「ミヤミーヤミヤミヤミーミヤミーミーミヤ」とミヤ語で話す先生に繋がって、まあ訳したら「じゃあがんばって書いてもらえるようにキミの担任にわたしから頼んであげます!」という内容になるんだが(まあ6年も一緒にいたら聞き取れるようにくらいはなれますよ、ミヤ語)、有難いと思いながらしばらく待っていた後にOKとの旨が届いて喜ぶも、でも昨日行かなかったのに今日行くとなると怒られるんだろうなぁという躊躇いの気持ちを感じていたら、何か母親が旅をしたいと10年目の誕生日を迎えたサトシのような顔で言うので、それが彼女の優しさだったのかもしくは最近マジで何の勉強もしていない俺を見かねて「んな登校なんざしてる暇があったら単語のひとつやふたつくらい覚えてたらどうだゴラァ」といった感情を抱いていたのかは知らないが、とにかく代わりに行って来てくれるそうなので、そこはもう謙虚さゼロで頼りきり、今はこうして寒空の中親を使役させる駄目受験生をしているわけなんだが、そもそもどうして今さら調査書かというと、第三志望とやらを受けることになるかもしれなくなったからで、それはどこかというと、結構真面目に考えた挙句、ナントカ大学ということになったんだが、こんな試験まで二週間しかない状況で思いついたように決めて偏差値いくつか知らないけどまあ恐らく60弱の、傾向も知らないような大学の試験を果たして本当に通れるのかどうかというとそこには疑念が生まれるのだが、さらにはそこだけ受かった場合行くのかどうかなどの疑問まであるわけだが、それでもどうやら受けることになるらしいので、なんだか大変なんだなぁとおれはおれを同情するのでありました。まる