この一週間は映画狂だったり。いろいろな映画を観てます。『ミスト』『ロフト』『キューブ』『アイアンマン1・2・3』『アベンジャーズ』『メメント』『オープン・ユア・アイズ』『スパイダー』『海の上のピアニスト』 なによりもギリ放映中の『パシフィック・リム』。サスペンス系統とSF系統に関心ありです。
 パシフィック・リムについてはもうあまりにも面白かったので長々と感想を書きたいところですが、あそこまで出来の良い映画だと逆に書くことが少ないかもしれないです。なので吹き替え版を観た時にその差についてとか書きたいですね。
 しかしひとつだけ言っておくと、これは『アイアンマン』シリーズを観て特に痛感したことなんですが、ぼくはロボチック・アメリカ映画というのを心のどこかで舐めていたのかもしれないです。どうやら彼らも凄まじく進化を遂げていたみたいで、気が付けばこういうレベルのものを作成するようになっているのですね。『アイアンマン』にしても『パシフィック・リム』にしても、今までのいわゆるアメリカ! といった感じの脚本・演出とは全く違っていて、すごく新鮮でした。『パシフィック・リム』なんかは日本的な観点からしても圧倒的な造りですし、こういった領域で単に日本作品が優位に立っているという時代は終わりつつあるなと思いました。
 サスペンス・ミステリー映画は… 『ミスト』最低のオチでした。後味が悪いとかではなくて(むしろそれはどうでもいい)、ここまでひっぱってそれかよ!? みたいな。ぼくはラストにただびっくりしますというだけの話とか好きじゃないです。小説でも叙述トリックは面白いと思わない。『ロフト』非常に純度の高いミステリーでした。思い返してみるとじわじわと良かったタイプの映画。そしてどこからか漂うベルギーのお国柄感が好きでした。お勧めの映画です。 他の作品は特にコメント無し。
 映画気分はもうちょっと続きそうなのでまた10タイトルくらい観て思うことあったらコメントしようと思います。