the band apartにforget me notsという曲があって、これは自分は特に歌詞が好きな曲なんですが、去年出たミニアルバム「2012.ep」にアコギで荒井さんが弾き語りをする日本語バージョンのfoeget me nots part2が収録されて、それがまたバカみたいに良い出来なので発売以来毎日のように流していて、それでようやくあることに気付いたという話です
 元々のfoeget me notsのサビの部分の歌詞の everything is everything / reverberations fade away という歌詞に引きずられたまま聴いていたので、part2の歌詞は当然の如く「全ては全て 残響は消える」だと思っていたら、なんと「全て忘れて 残響は消える」でした。さっきなんとなく歌詞カードを読んでいて気付きました。なるほど全て忘れる方がこの曲らしく、何だか酷く納得しました。
 一昨年の冬に渋谷であった小暮さんと2人での弾き語りライブでもforget me notsの日本語版は披露されましたが、あの時に感じたバンアパの発展は2012.epで証明されて嬉しく思います。これだけの曲を作り出せるバンドが留まることをしないのはファンとして非常に嬉しいし楽しみです。

2012 e.p.

2012 e.p.

 全て忘れて 残響は消える 瞬く記憶は 影のよう
 数星霜のストーリー 消えてゆく
 英語で奇麗な歌詞を書くバンアパは日本語でも鮮やかな言葉遣いでした。本当に見習いたいところです。