この1,2週間は殆ど完全な昼夜逆転生活を送ってしまっていて、朝の6時7時に寝て夕方ごろ起きるなんて不健康睡眠がザラでした。それで流石にこれじゃあまりにもよくないなと思って、昨日は徹夜明けに大学に用事を済ませに行って、夜まで外をふらつくことによって無理矢理矯正を図りました。で、うまくいったかと思いきや起きられたのが今日の12時だったので(16時間くらい寝ました!)、失敗とはいわずとも、たいした成功でもない感じになりました。今日はやめに眠れたらそれでなおるかな?
 ともかく、そういうわけで昨日は徹夜明け都内散歩ツアーをしておりました。本当はせっかくipadも手にいれたことだし前から気になってた喫茶店をまわってワープロ起動してぼちぼちやろと思っていたのですが、駅構内でキーボードを忘れたことに気付き、計画変更して散歩にした感じです。まずは渋谷駅から青山、表参道、赤坂〜と歩いて大学へ。青山ではなんとなく青山学院大学に潜入して遊びました。うちの大学とよく構造と学生のタイプが似ていて驚きました。しかし授業期間中ではないので閑散としていてあまり変なトコうろうろしてると怪しまれるかもしれないし捕まると面倒なのでそこそこにして退散しました。表参道では適当に冷やかし。赤坂はなんも面白くなくて、お昼前なのに大学での用事も一瞬で済んでしまって一気に選択の幅が広がった感じに。それでとりあえずお茶の水まで出て秋葉原に行って神田まで足を伸ばして戻ってきたら知り合いに出くわしてちょっと遊んで新宿に戻って冷やかして渋谷に帰って冷やかして、で、ついでに地元の代官山付近から中目黒〜池尻大橋あたりをぶらぶらして、最後に三茶まで歩いて旅を終了しました。本当によく歩く一日でした。天気がよかったので気持ちよかったです。
 特に代官山あたりの地元は懐かしくて楽しかったです。なんとなく小学校も覗いてきました。さらにいうとこのでかい図体で門もくぐりました。在学の後半は引きこもっていたとはいえ思い出もあるにはあるので見ていて飽きませんでした。驚いたのは、校庭のグラウンドが砂ではなく人工芝生になっていたことと、ビオトープがすっかり枯れていたこととか。遊具は基本的にいじられていなくて、最近撤去が目立つらしいお月見山もうちの学校は健在みたいで少し安心しました。学校は嫌いでも遊具は好きでした。で、飼育のうさぎとか見ていたら近くのバスケしている女の子たちに「誰アレー?」と大声で言われた瞬間に、「そういえばおれもう成人してるしアポもなしに小学校に侵入って下手したらやばいんじゃねーの」と考えて一気に汗をかいたのですが、世間という氷山は想像よりかはまだ融けていた方なのか否か、卒業生だと説明したら問題なかったし、校庭のグラウンドは4年生の彼女らが入学したときから緑色だということが判明もしました。また今は学年ごとにクラスは1組しかないそうです。少子化をリアルに感じました。その後念のためレセプションに行って校舎内は見られないのかをダメ元で訊いてみたら案の定ダメでした。まぁそりゃそうである。元担任の先生とかが居ればあるいはと言われたので教職名簿を見せてもらったのですが、おれの知っている先生はひとりもいませんでした。まぁ10年も経てばこんなものでしょう。自分の最後の担任の方は自分の字のトレース元の人なので少し愛着がありましたが仕方ないです。トレースに誤差があったので自分の字は微妙なんですが、本元の彼の字はきざったらしくて中々かっこよかったんです。
 子どもの頃に住んでいた町は大きくなってから行くとあまりに小さく感じられて驚くものとよく云いますが、まさにその通りで、学校の近所はまるでミニチュアのように感じられました。あれだけ遠かった池尻までもすぐでした。しかし目黒区の割にはのどかな場所にあるもので、環境自体は良かっただろうなと今では思います。
 写真はありませんしオチもありませんがそんな感じでした。