今週のお題「卒業」
 保育時代は円満に終えて、小学校と中学校はさぼりまくって本を読むかゲーセン行くかしなかったのに寛容なことに卒業させてくれて、高校は必要単位数ギリギリまで休みきって卒業して、でも、実感として自分がなにかから卒業したなーという気持ちを持っていることは、人から区切られる期間の中にはないものなのは、常なんでしょうか? もしそれが常なのだとしても、このごろの自分は、他人に定義される卒業で自分も満足したいなと思っています。だからこそ大学はがんばるべきなんでしょうが卒業見込みに対する確信のあった高校までと違って今度はあまり自信がないという皮肉な現状。
 その気があれば望んだ学校をきちんと卒業できるという環境にあることは感謝すべきなんだろうなと素直に思えるくらいには自分も変化しつつあって、その変化の連続性一回一回が、やはり事実として卒業行為なのだろうと考えています。つまりは人生とは刹那刹那に終始するということなのだ、そういう閃光が大事なのだと思います。
 卒業という単語はけっこう好き。