連日の一限ラッシュは同時に主要法学の授業も敷き詰められているので予習復習が欠かせない点でいえば去年度の受験勉強の時の状態と大小の差はあれどそこまでの違いはないように思えますが、そのことの形態や実内容とかを考えてみるとちょっと書けることあるなぁと思った矢先にtwitterでちょいと呟いてしまったので、別にそこまでの価値があるわけではないという理由からもここに載せる程度のものではなくなりました。
 今日は大学の友だちに春樹の世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランドを貸したんですが、道中ぱらぱらとめくって、「世界の終わり」ないしは(つながって)「新世界」というワードにすごく敏感になったのはすべてここからはじまったんだなぁと思い返して、少ししんみりしました。春樹については、なんだかんだいいながら、これや最高の中編「ねむり」なんかを考えると、ある意味ほかと比べられないような領域にあることがあまりに自明で、だからこそ、本当の本当は、数日前に大学で嘆いていた盲目的な春樹ファンたちほどではないにせよ、自分も、彼が今年もノーベル文学賞を逃したことを惜しいと思っているのかもしれない、とやんわりと思いました。
 で、バクゲンさんの本は読んだことがないので、近々紀伊国屋に寄って、ほぼ100パーセントの確率で特集されているだろうコーナーで何かしら買って読もうと思います。とにかくまだまだ読書量が足りなくて焦る。本来は焦るものではないのに焦る。うーん。焦る