忍野忍降板でとうとうアニメ世界から絶滅していなくなってしまったティラノ綾、という言い方がすごく面白くてケラケラ笑っていましたが、俺は好きですよ、平野綾、いやティラノ綾。あれくらい吹っ飛んでいる人がいても全然いいと思うんですけどねぇ。周りでも嫌いと言う人は特にいないし、どういう層の人が叩いているのか気になります。 まあ、今回の件は単純に実力負けというのもあるかもしれませんけど。
 金正日が死去したことでネット中が荒れていましたが、誰であれ人の死をあからさまに喜ぶ以上は対立は消えないのだと思いました。ビンラディンの時もアメリカ中で喝采でしたが、日本も変わりはないみたいです。しかし、特にこういう件で騒いでいる人間ほど実は朝鮮との関わりに関する歴史的知識が乏しかったりもするから遣る瀬無い話です。
 2011年は常に優しさと甘さの間のカットラインに気を使って物を考えてきましたが、人の死に対し寡黙であることは絶対的に優しいことであると思っています。心中でどう思っていようと、そこで箱の中にしまっておいたまま過ごすことが、俺のまだ嫌いでない社会性の面です