薔薇と犬

 数日前にはじめた薔薇の手入れは案外と面白くていい感じです。
 この白薔薇アイスバーグっていうんですが、枯れたやつから次々とちょん切っていたら殆どのやつが向こう側を向いてしまうようになってしまって悲しいです。こっちも見てー

 この真紅の薔薇はイングリットバーグマンというそうです。某女優が亡くなった際に名前を継いだらしいです。真っ赤な色がすごく綺麗で気に入っていたんですが、今朝見たらもう枯れかけでした(下の写真)。短命ですね

 薔薇に触っていて思うことは、やはりただただ棘は怖いものだということ。近くでまじまじ見るとどれだけ凶暴かがよくわかります。しかし凶暴な反面、それだけ本当に綺麗です。前のこの家の主人が手放すのを大層悔やんでいたのもよくわかります。これだけのものを一から作っていたんではそりゃ悔やみもしましょうね
 とはいえ別に「おれが後を継いで!」と意気込むわけでもなく、かといって放っておいて枯らすこともせず、自分で綺麗だと思った分だけ丁寧にガーデニングしようと思います。等身大の気持ちが一番純粋な実りを生むんでしょう*1。こういうのは
 きっと


 ちなみにこれはうちの犬なんですが、今日みたら謎の髪飾りがついてました。
 殺人的な可愛さです
 家族が離散して掃除洗濯食事を全て担うことになるのは別になんも構いはしないのですが、犬と離れ離れになるのだけはかなり心にキます。
 なんかさみしくなって夏とか受験ほっぽり投げて海を渡ってしまいそうな予感が
 今から
 します ね

*1:そういえば最近、数年ぶりに会った人間に「昔感じていたよりもニヒリズム(語感がそれっぽいから使われただけで本来の意味で言われたとは思えませんけど)がない」と言われましたが、ご察しの通り、丸くなったとはいいませんが、純粋なものは何の混じり気もなくただ純粋なんだなと思うことは本当に多くなりました。まあ、15年生きていた人間と20年を生きようとしている人間の間では多少の変化はありますね