うみねこのなく頃に ep8

 終わらせた。面白かったか面白くなかったかは、完結した作品としてあるまじき量の謎の内大きいのを少しでも解明してから書くことにする。とりあえず目下気になっているのは
・各トリックの正解
・ep4⇒ep5での戦人の心境の変化
・紗音や嘉音が家具で魂がニンゲンより足りないということの明確な理由
・ていうかそもそも嘉音って金蔵が作った家具なんだろ? どうみたってヤストリーチェが作ってんじゃん
・ゼパフルの愛の試練のときに譲治と朱志香に人殺しをさせたのは、ある種夢の中にいるかのような悪魔的空間だったから、っていうのでなんとなくわかるけど(+駒云々の説明を受けた)、これもなんか賦に落ちないな
・ep6のエリカの人殺しってどうしてゲームマスターの戦人が感知できなかったの?
・ヤスがベアトリーチェになったのはいいけど、どうして紗音が間抜けキャラに変わったんだ?
・なんで遺品の絵羽☆日記を幾子が持ってんだよ……遺品じゃねえのそれ……?
・86年「だから」だめな理由はなんだ…? 86年「以降」ならわかるんだが…
(※追記:85年以前なら紗音と戦人がくっついて、87年以降だったら譲治との結婚が済んだあとだったから何も起こらなかったってこと…なんだろうか)
・そもそも最後に戦人(十八)がボートで脱出しているのが警察に把握されていないのはなぜ?
・ボート(乗り物)乗ってんのに騒いでいないってことは……?

 でもまぁ、ストーリーはともかくキャラクターは中々魅力的だった。特に右代宮戦人は名前もキャラも久々に好きになれる主人公だった。戦人×ベアトも悪くないしな。ベアト(ヤス)を戦人としての心で追って、体は十八として縁寿を追って、最後に心と体が合わさってベアトリーチェと黄金卿に至る、っていうのはそれ自体は実に素晴らしいんだが、いかんせんちょっと他のところで足を引っ張っている
 あと霧江さんは魔女を圧倒的に上回ってクズだったところとか好感持てるよね。さすがにキングクリムゾン使えるだけあって便器に吐き出されたタンカスのような性格をしておる ボスの貫禄があるわ
 でも消化しきれてない感が否めないキャラクターも多かった。真里亞と楼座ももう一押し欲しかったし、朱志香もキャラ薄いんだわ。さいごの黄金卿防衛戦は竜騎士が自分のキャラクターに酔ってる感じがしてすげぇキモかったです
 あとはBGMはすごくよかったな。出題編のOPとか、要所要所のEDは耳に残る良曲だった。しばらくは聴き入れそうだ。birth of new witchとか特に好き。オサレ雰囲気ゲー
 ちなみに手品エンドの方が、愛はないけど1998年の物語としてはいい終わり方ではあった。好きなのは魔法エンドだけど