人体には「何時間寝る」という括りではなくて「何時まで寝る」という体内の取り決めがあってそれにぼくらは突き動かされているのではないか? と思う程にこの頃はどうしても体が正午に起きたがります。昨日は今日を大切に過ごそうという気概からはやめに寝て普段の睡眠時間なら9時には起きられる予定だったのに目覚めたら14時でした。しかも未だ眠い。覚醒しきったら出かけようと思って部屋でぐだぐだしていたらもう外も真っ暗になってしまって未だ眠い。
 基本的に大学がない日でもジムには行くし勉強か読書もしなければならないしで駅前までは出るんですが今日はその気力もないほどにただただ眠いです。ごろごろしながらシグルイを読んでいたい気持ちがぼくを支配する
 大体いまから出かけてどうなる? ジムは23時までやってるけどそれなら21時には入らないといけない。大体2時間は喰うのが常。でも22時30分までやっているパン屋に入って明日の朝食を調達しなければならないからそれで30分繰り上げると20時30分には入っていたい。喫茶店がやっているのも22時30分までだ。それ以降も作業したいなら24時間やっているファミレスかマックにいかないといけないけど明日は一限からだから早めに眠りたいし遅くまでどこかにいるメリットはない。ていうかそもそも作業は何をしよう。読み終わりたい本は2冊あるし群像が実は溜まってしまっているからはやく追いつきたい。でも娯楽は後回りにして明日の授業の予習をしなければならないし明後日の授業の予習もしておかないと不足の事態に対応できない。のべ3教科やるなら全体で4時間くらいは必要そう。となると今から速攻で出て行って完璧な集中力で終わらせたにしても22時あがりでジムには行けない。外に出る以上はジムは使いたい。でも二兎追うと何も得られない。
 そもそもこういうことを書いている自室が作業も何もないほどに荒れているのがやばい。先週末に掃除するはずだったのに荒れ荒れでここが奇麗になりさえすれば家で六法や仏語辞書を広げてやってもいい。けどこれをすべて終わらせるのにどれくらい時間がかかるだろう。どちらにせよ駅前のスーパーにはいかないと夜ご飯が調達できない。採らないという選択肢は今のぼくには無い……
 やっぱりどう考えても9時間くらい前には起きているべきだった。
 でも一番の無駄は思考の整理のふりをして未だ眠気覚ましに没頭している自分なので、とりあえずジムに行くにせよ行かないにせよウェアももって駅前に行った方がよさそう。そうします。さらば